MESSAGE社長メッセージ

株式会社ブシロード 代表取締役社長

橋本 義賢

ライブ・エンターテイメントを
原作としたIP展開

今後当社は、カードゲーム会社から「IPデベロッパー」へ変わります。コンテンツを生み出すだけではなく、それを進化・発展させていくこと。その全てを完結できるような企業グループにしていきたいと考えています。
アニメ、ゲームからプロレスまで、当社には他にない幅のあるコンテンツがあります。

ライブ・エンターテイメント原作のコンテンツづくりは当社ならではの取り組みです。『バンドリ!』は声優さんのライブやアニメ、アプリなどが同時にメディアミックスを展開していきますし、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』は声優さんがミュージカルを演じ、そこからアニメやゲームへと展開していく。それをグループ全体に引き伸ばして考えれば、プロレスやキックボクシングは、ファイター自身が原作であり、そのストーリーの先に興行や大会があるエンターテイメント作品だと言えます。ブシロードグループ全体が、ライブ・エンターテインメントを原作としたIPづくりができる企業なんです。

ブシロードの強さは展開力にある

当社は会社としての体制を大きく変え、創業者の木谷がコンテンツを生み出し、それをプロモーションで認知させ、マネタイズするまでを一騎通貫で取り組める体制になりました。それが今のブシロードの強みですが、将来的にはそれができる人材を社内で育成していくことも必要です。

もう一方で、メディアミックスをワンストップでできる展開力も当社の大きな強みです。社内とグループ会社でそれができるので、ジャッジが早いんですね。ゲームの声優がグループ会社内にいると、SNSを通じて瞬時にプロモーション協力してくれる。社外の声優にお願いするとしたら、非常に手間や根回しがあってはじめて実現できるような作業が、グループ内でタイムリーにできるスピード感は、ブシロードの大きな強みですね。

新しいアイデアを生み出す
ための仕掛け

コンテンツはコミュニケーションから生まれ、広がっていくものだと思うんです。当社には「近楽(チカタノ)手当」という制度がありますが、単純に近くに住んだ社員に手当を出すだけのものではなく、アイデアを誘発する仕掛けなんです。近くに住むことで時間に余裕ができ、仕事帰りに遊びに出かけたりすることもできる。自社に限らず、エンターテインメントを観に行くこともできるし社員同士で食事に行って、会社を離れてディスカッションもできる。そんな時間を楽しんでほしいんです。

失敗をグッドチャレンジと
とらえていきたい

やはり大切なのは人間力です。ビジネスである以上、ゲームやアニメのコンテンツが好きという気持ちと同様に、社内外の方とコミュニケーションが取れるかどうか。自ら外に向けてアプローチできるかどうかが大切ですね。コンテンツ業界の人が集まる機会にも積極的に出て行って、社外の人と交流し、能動的につながりをつくっていく。会社の行動基準にも突破力という言葉を入れていますが、自ら仕掛けて、巻き込み、突破していく姿勢を求めていきたいですね。

状況を突破する力は、ある程度経験を積むことによって初めて身につくもの。前向きなチャレンジは例え失敗してもグッドチャレンジとして賞賛し、失敗したから会社に居づらくなるといいたことがないような、前向きな文化を作っていきたいですね。失敗した人の中には、何がいけなかったのかという経験が蓄積されますが、それがその人の中だけに留まってしまうと、企業のノウハウとして蓄積されずに終わってしまう。失敗した人はむしろ、次の成功の確率が高まる人たちだと思うので、組織として大切にしていきたいですね。

自分の未来に投資してみよう

私は「プラスアルファの魔法」という言葉をよく使うんですが、会社の行動基準の一つにも「期待値以上」という言葉があります。これは仕事でも人間関係でも、相手が自分に期待していることよりも、ちょっとでもいいから何かプラスアルファしたものを届けてあげれば、必ずそれは自分に返ってくると思うんです。

取引先でも社内でも、社員とマネジメント層の関係でもそれは同じ。その人のパフォーマンスと周囲の評価が完全に釣り合うことはないんです。給料にだって自分の評価とはどうしても時差があるものなんです。それでも自分に対する投資だと考えて、さらにプラスアルファの仕事をすれば、その借りを返してあげたいと相手は思うものです。

自分の未来に対して積極的に投資している人には、時間はかかっても周囲からの評価は必ず返ってきますし、ビジネスでもいい流れが舞い込んでくると思います。そんないい連鎖を生み出せる方が、ブシロードで成功できる人だと思っています。