ブシロードグループのMDユニット「ブシロードクリエイティブ」で取締役を務めています。
主にキャラクターグッズの企画・製作を行う会社の代表です。
私は会社の立ち上げ時にブシロードへ入社し、今年で10年目を迎えます。
創業当初、ブシロードクリエイティブの事業はカプセルトイの企画・製作から始まりました。そこから「プライズ(クレーンゲーム専用景品)」や「PalVerse (パルバース)」など、さまざまなキャラクターグッズやフィギュアを手がけ、ポップアップショップの企画・運営にも取り組むようになりました。
こうして商品カテゴリーを広げ、多角的な展開を続けながら、今の形へと成長してきました。
MD事業立ち上げを決意させた、木谷社長との出会い
入社当時のブシロードはTCGとモバイルゲームの2軸の会社で、IP開発という軸でも『BanG Dream!(バンドリ!)』を立ち上げようとしていた時期でした。MDについてはまだ本格的な事業がなかったので、そのための会社を立ち上げたいと私から木谷社長に伝えました。
私自身、転職か独立かで悩んでいた時期でしたが、そこでお会いした木谷社長の話がとにかく面白かった。「初対面でこんなに濃い話が聞けるのか!」と、圧倒されるような情報量と深みのある話に魅力を感じ、「ここで自分のやってきた仕事をゼロから立ち上げて貢献できるなら、やりがいがあるんじゃないか」と思ったのが始まりでした。
『バンドリ!』への情熱が
全員を動かしていた
その頃のブシロードは、なんというか、みんな血気盛んでした(笑)毎日朝礼で全員集まって、昭和の会社のようなところがありながら、やっていることは最新で。チームワークでありながら、一人一人の個性が本当に強く、毎日大きな事件を起こしながら、夢中で新しいことにぶつかっていくような雰囲気でした。
普通は縦の壁を突破するために根回しをしたり、何日もかけていくところを、0.1秒で突破するような感じでした。ブシロードが『BanG Dream!(バンドリ!)』を作るぞ!という熱意に賛同しながら進んでいたので、ブシロードクリエイティブではそのためのMDをやらなくては!という思いで真剣でした。
コロナ禍での悔しさを越えて
2020年にコロナ禍でライブが中止になった時のことは、いろいろな意味で印象に残っています。
当時の『BanG Dream!(バンドリ!)』のバンドが全部出演する予定の大きなライブだったので、そこに向けて一丸となって作ってきた商品を、大量に破棄することになりました。
あの時に味わったやりきれない気持ちは忘れませんが、当時の反省点をうまく活かして現在へ至った経緯があるので、今となってはいい経験だったのではないかなと思います。
倍速で成長できる
仕事環境
よく「ブシロードは若手にも裁量権がある」と言われますが、実際にすぐ現場を任され、他社では5年、10年経たないと経験できないような仕事を担当することもあります。
企画を考えてから実行に移すまでがとにかく速く、まるで倍速で物事が進んでいくようなスピード感です。初めは驚くかもしれませんが、その流れについていける人にとっては、これ以上ないほど刺激的で、成長できる環境だと思います。
圧倒的なスピードで
挑戦していく
ブシロードの強みは、あらゆる部署が連携しながら、驚くほどのスピードで物事を進めていくところです。
つねに「新しいことをやろう」という意識が全社に根づいていて、決して仕事がルーチン化しないのが特徴だと思います。
また、社員一人ひとりの意識もグローバル志向で、企画の段階から「海外でも通用するか」を当たり前のように考えています。
一方で、そのスピード感ゆえに、チームプレーを意識しながらも個々が動きすぎてしまう場面もあり、マネジメントが難しいと感じることもあります。
それでも、以前に比べてTCGだけでなく、音楽や出版などIPを軸にした事業もどんどん広がっており、会社としての強みは確実に増していると感じます。
「好き」の先にある、
挑戦への情熱をぶつけてほしい
ここ数年は、国内外を問わずブシロードのIPやTCGのファンの方が多く応募してくれています。自社の作品を好きで応募してくれるのは、会社としてとても嬉しいことです。
ただ、その中で大事なのは“どう自分をアピールするか”。
面接はファンミーティングではありません。
「好き」という気持ちに加えて、自分が会社で何をしたいのか、どんな形で貢献できるのか。
たとえば「自分だったらこんな事業をやりたい」という熱い思いを、ぜひぶつけてきてほしいと思います。